シュトーレン
2017.12.06 (Wed)

ドイツで親しまれているクリスマスを祝う発酵菓子、シュトーレン。
バター、砂糖、卵をたっぷり配合したリッチ生地に ラムレーズン、オレンジピール、
アーモンドを混ぜ込みました


本場ドイツでは、クリスマスの4週間前からシュトーレンを薄く切り、クリスマスを
待ち望みながら少しづづ食べていきます。
少しづつ食べていく間に シュトーレンが熟成されてフルーツの味わいが全体に
広がり、味の変化が楽しめます。
手軽に作れるので、お好きなドライフルーツやナッツをたくさん混ぜ込んで、
手作りの愛情いっぱいシュトーレンでクリスマスを心待ちにしましょう


・ 強力粉 ・・・・・ 100g
・ 薄力粉 ・・・・・ 60g
・ 砂糖 ・・・・・ 30g
・ 塩 ・・・・・ 2g
・ 無塩バター ・・・・・ 50g
・ 卵黄 ・・・・・ 20g ( Mサイズ 1個分 )
・ 水 ・・・・・ 60 ~ 70ml
・ インスタントドライイースト ・・・・・ 4g

・ レーズン ・・・・・ 60g
・ オレンジピール ・・・・・ 30g
・ ラム酒 ( 漬けこみ用 ) ・・・・・ 大さじ2
・ ローストアーモンド ( ホウル ) ・・・・・ 30g

・ 無塩バター ・・・・・ 15g
・ 粉砂糖 ・・・・・ 大さじ1 ~ 2

レーズンとオレンジピールは ぬるま湯で丁寧に洗い、レーズンのコーティングオイルや
オレンジピールの余分な糖分を落とす。 水切り後、ペーパータオルで水分をふきとり、
ラム酒に漬ける。
できれば、一晩以上、2~3日漬けこむと風味が増して美味しい。
使用する30分前に冷蔵庫から出し、ペーパータオルで包み、水分をしっかり
取り除いておく。 ラム酒の代わりにオレンジキュラソーでも代用できます。
お好みのリキュールを使用してください。

1. ホームベーカリーに ラム酒漬けフルーツとアーモンド以外を入れ、生地作りコースで
パン生地を捏ねる。 生地の捏ね上り直後にパンケースから生地を作業台に取り出し、
生地を広げ、ラム酒漬けフルーツとアーモンドを混ぜ込み、丸くまとめて、ボウルに入れ
ラップをかけ、オーブンの発酵機能で 一次発酵させる。 40℃で35~40分くらい。
ホームベーカリーの混ぜ込み機能を使うとラム酒に漬けたドライフルーツが潰れて
水分が出て、生地がベタつき、発酵が鈍くなります。
手間はかかりますが、ドライフルーツは手で混ぜ込んだ方がキレイに仕上がります。


2. 発酵終了 → フィンガーテスト → ガス抜き → 丸め直し → ベンチタイム 10分

3. とじ目を上にして、めん棒で 24 X 20cm位の縦長の楕円形に伸ばす。
生地の中心をめん棒で押さえて折りめをつける。
奥の生地を手前へ2cm位折り、手前の生地を奥へ2cm位折る。
生地を中心から ふたつに折り、上から押さえて形を整える。
クッキングシートを敷いた天板にのせる。
生地の上に ふんわりとラップをかけ、その上にかたくしぼったぬれ布巾をかける。
オーブンの発酵機能を使い、40℃で35~40分、二次発酵させる。

4. 二次発酵後、190℃で予熱しておいたオーブンで、20 ~ 23分焼成。
焼成後、ケーキクーラーに移し、熱いうちに仕上げ用のバターを生地全体にぬり
粗熱をとる。 粉砂糖を茶こしを通して全体にまんべんなくふる。
バターも粉砂糖も底の部分にも しっかりつけてください。


シュトーレンは熱いうちにバターをぬり、ぬくもりがあるうちに粉砂糖をふり、
完全に冷めてから、ビニール袋に入れて常温で保存する。
保存料が入っていないので、早めに食べきり、かたくなったら アルミホイルに
包んでオーブントースターで温めてください。
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